【岸和田】墓石のデザイン｜洋式・和式・神道の種類と特徴を解説

岸和田でお墓を建てる際、まず決めなければならないのが墓石の種類です。大きく分けて以下の3種類があります。予算や好みに合わせて最適な種類を選びましょう。

和型

日本で最も一般的な墓石です。伝統的な様式で、地域によってさまざまなバリエーションがあります。岸和田でも、定番の形から現代風にアレンジされたものまで、さまざまな和型墓石が見られます。

洋型

近年人気が高まっている西洋風のデザインです。横型のものが多く、シンプルでモダンな印象を与えます。和型に比べてデザインの自由度が高く、個性的なお墓を建てたい方におすすめです。

神道型

神道型は、神道信仰に基づいた墓石で、「奥津城」と呼ばれることもあります。独特の形状をしており、他の種類とは一線を画しています。

墓石を建てる際の流れと注意点を解説します。墓石建立は一生に一度あるかないかの大きな出来事です。流れを理解し、後悔のないように進めましょう。

霊園・墓地・墓石業者の選定

事前に現地を確認し、周辺環境や雰囲気、交通の便などをチェックしましょう。また、管理状況や将来的な維持管理費用についても確認しておきましょう。管理体制がしっかりしている霊園を選ぶことは、後々の負担軽減にも繋がります。さらに、お墓参りの際のアクセスを考慮し、公共交通機関の利用状況や駐車場の有無なども事前に確認しておくと安心です。

ご自身の生活スタイルや、ご家族の状況も踏まえ、利便性と霊園の雰囲気の両面から総合的に判断することが重要です。お困りの際は、烏野石材にご相談ください。

墓石のデザイン・石種の選定

和式・洋式・神道の種類や、石の色・形・彫刻などを検討し、予算に合わせて選びましょう。完成イメージ図を確認することも重要です。図面だけではイメージしにくい部分も、完成イメージ図があれば具体的に確認できます。

石材の種類や色・デザインの細部・文字の大きさや書体など、事前にしっかりと確認することで、完成後の後悔を減らせます。特に、彫刻や文字入れの内容は、後から変更することが難しいので、細部まで確認し、納得してから進めましょう。また、完成イメージ図と合わせて、墓石の寸法や周囲の環境とのバランスなども確認しておくと安心です。

不明な点があれば、遠慮なく烏野石材にご質問ください。納得いくまで丁寧に説明いたします。

内容の確認～墓石設置

• 設計・見積もりの確認：設計図と見積書の内容をしっかり確認し、不明点があれば業者に質問しましょう。
• 契約：契約内容をきちんと理解した上で、契約書にサインしましょう。
• 基礎工事：墓石の基礎となる部分の工事です。工期や工程を確認しておきましょう。
• 墓石の設置：墓石が設置されます。設置完了後、確認を行いましょう。

開眼法要

僧侶に依頼し、開眼法要を行います。開眼法要は、新しく建立された墓石に魂を宿し、供養を行う儀式です。故人の冥福を祈り、新しい墓石への転骨を正式に済ませる大切な行事となります。法要の日程や時間、必要なものなどについては、事前に業者や僧侶と相談し、確認しておきましょう。法要後には、親族や関係者で故人を偲び、改めて故人の霊前で故人の生前の思い出を語り合う良い機会となります。

開眼法要後、遺骨を納めたら無事に墓石が完成となります。墓石建立は多くの工程があり、時間も費用もかかります。信頼の烏野石材をお選びいただければ、しっかりとした打ち合わせの上で、納得のいく墓石を建てられます。

和式墓石は、日本で古くから使われている伝統的な墓石です。岸和田市でも多くの墓地で和式墓石を見られます。

和式墓石の構造と材質

和式墓石は、基本的に以下の5種類の石材を組み合わせた構造をしています。

• 竿石：墓石のメインとなる部分で、故人の戒名や俗名、没年月日などが刻まれます。
• 上台：竿石の下に位置し、竿石を支える役割を果たします。家名などが刻まれることもあります。
• 下台：上台の下に位置し、上台を支える役割を果たします。
• 芝台：下台の下に位置し、土台となる部分です。

和式墓石の材質は、主に御影石が使用されます。御影石は耐久性に優れ、美しい光沢を持つため、墓石に適した石材と言えます。産地や種類によってさまざまな色や模様があります。

和式墓石の形状

和式墓石は、地域や宗派によってさまざまな形状や様式があります。例えば、浄土真宗では比較的シンプルなデザインのものが多く、戒名などを刻んだシンプルな竿石が中心となることが多いです。一方、曹洞宗などでは、より装飾的な要素を取り入れた、複雑な形状の墓石も見られます。また地域によっても特徴があり、岸和田市においても、伝統的なデザインを踏襲したものから、現代的なアレンジを加えたものまで、多様な和式墓石が建立されています。

洋式墓石は、近年人気が高まっているお墓のスタイルです。デザインの自由度が高く、故人の個性や想いを反映したお墓づくりが可能です。

洋式墓石には、大きく分けて、一段ストレート型、二段ストレート型、一段オルガン型、二段オルガン型などの種類があります。一段ストレート型と二段ストレート型は、竿石が垂直に建てられたシンプルなデザインです。オルガン型は、竿石の前部が斜めにカットされたデザインで、その形状がオルガンに似ていることから名付けられました。

洋式墓石は、石の種類や加工方法も多様です。水垂加工や亀腹加工を施すことで、水はけが良くなり、汚れやシミを防ぐ効果があります。また文字の刻印に決まりがなく、好きな言葉やメッセージを自由に刻めます。海外産の石材も豊富に使用されており、色や模様のバリエーションも広がります。

神道で用いられる墓石は、仏式墓石とは異なる形状や彫刻が施されます。神道では死を穢れと捉えるため、神社の境内にお墓を建てることは通常ありません。墓石は、他の宗教と同様に墓地に建立されます。神道墓石の特徴を理解し、故人にふさわしいお墓を選びましょう。

神道の墓石は、和型墓石の一種である神式墓石が用いられます。仏式墓石との主な違いは以下の通りです。

神道では、故人の霊を祀るために霊標と呼ばれる石板を設置します。これは仏教の墓標に相当するものです。霊標には、故人の霊号（戒名に相当）、享年、帰幽日（命日）などが刻まれます。霊号は、生前の氏名に「彦（男性）」「姫（女性）」などを加え、「命」や「神」をつけることが多いです。地域によって墓石の形状や彫刻文字、風習が異なる場合があるので、墓石店や神主さんに相談することをお勧めします。