納骨の仕方【大阪・岸和田で墓石屋をはじめて150年】

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納骨の仕方【大阪・岸和田で墓石屋をはじめて150年】

2022/09/11

朝夕少し涼しくなってきました。

虫の声も聞こえてきます♬

 

今回は時々お問い合わせのある納骨の仕方につてのご紹介です。

 

納骨方法として

① お墓の周りを掘って埋める

② 水鉢をどかしてお骨を納める

の2つの方法があります。

古いお墓でしたら①の方法でのご納骨となりますが、

ほとんどのお墓は②の方法でご納骨ができます。

 

水鉢をどかすって…? そもそも水鉢って何?

 

と思われる方もいらっしゃると思いますので簡単ですがご説明いたします。

水鉢とは花立の間にある家紋を彫っている石です。

たいてい水を入れるようになっています。

この石を「どかす」と書きましたが、実際には手前にゆっくりと倒します。

するとお墓の下台にぽっかり穴が開いていますので、そこからご納骨します。

 

 

これが水鉢を倒した状態です。

木にロープを巻いた物に立てかけてありますが、バスタオルをクルクル巻いた物で代用できます。

お骨を納めたらまたゆっくりと元に戻します。

戻したら必ず下台の石にピッタリとくっ付けてください。(穴を完全に塞いでください)

すき間があるとそこから雨水や虫(蜂等)が入ってしまいます。

以前、中にハチの巣ができていて駆除のご依頼があったことがあります💦🐝

水鉢はとても重いですが、持ち上げる必要はないのでご自身でご納骨が可能です。

ただ、石のカドは欠けやすいので十分ご注意ください。

 

今回ご紹介した方法は一般的な和型の墓石での方法です。

デザイン墓ですとやり方が違う場合がありますので、その際は施工した墓石店にお尋ねください。

 

また、納骨は骨壷のまま納めるのか、骨袋に移し替えるのか、というご質問も多くいただきますが、

どちらでも構いません。

 

ご納骨の時期ですが、決まりはありません。

寂しいから1周忌までは手元に置いておきます、とおっしゃる方もいらっしゃいます。

四十九日にご納骨される方が多いようですが、四十九日より前でも、1周忌を過ぎても大丈夫です。

いつでもいいです。

 

ご納骨の時に気をつけないといけないのは、墓地の決まりです。

墓地によっては、納骨できる人に制限があったり(直系以外はダメ等)、届け出が必要だったりしますので、

事前にご確認ください。

 

ご納骨のご依頼があればもちろんお受けいたしますので、

ご自身でのご納骨に不安がおありでしたらご連絡ください。

 

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