この問題を解決できるのが両家墓です。
結婚して苗字が変わったからという理由でご自身の親のお墓を諦めることはありません。
両家墓は夫の両親(ご先祖様)も妻の両親(ご先祖様)も一緒にひとつのお墓でお祀りしましょう、というお墓です。
お墓の施工例②でもご紹介しましたが、お問い合わせが増えていますので今回はさらに詳しくご紹介いたします。
両家墓の形は和型と呼ばれる普通の形ではなく洋型を選ばれることが多いです。
なぜなら両家の宗派が違っていても対応しやすいからです。
和型の場合、正面には ”南無阿彌陀佛” 等のお題目や ”○○家之墓” と家名を彫るのが一般的です。
両家の宗派が違えばお題目を彫るのはお勧めできませんし、家名も違うのでこれもお勧めできません。
洋型は正面に ”和” や ”ありがとう” 等、好きな文字や言葉を入れるのに適していますので、宗派や家名が違っていても何の問題もありません。
ただ、どこにも家名がないと誰のお墓なのか分からないので、2つの家族がお祀りされている印として、花立にそれぞれの家名や家紋を彫っておくというやり方もあります。


また、霊標に彫る俗名は名前だけでなく苗字もいれてフルネームにすれば、妻側(又は夫側)のご先祖様だということもわかります。
墓じまいをして合葬墓に納骨するのも立派な供養ですが、できればご家族のお墓でお祀りする方が良いのではないかと思います。
両家墓を建てられるお客様も増えています。
選択肢のひとつとしてご検討されてはいかがでしょうか?
いつでもご相談ください。